星山工業:マルの、こだわり。『知の循環。』

よくある質問

皆様からよく寄せられる質問をまとめました。星山工業のことや配管業の専門的な知識など、ぜひ参考にしてみてください。

星山工業はどんな会社ですか?
弊社は主にプラント配管工事を請け負う大阪の建設会社です。パイプの溶接・加工から設置までを一貫して行い、難しい配管を得意としています。お客様はゼネコン様やメーカー様がメインです。
どこにある会社ですか?
弊社は大阪府羽曳野市にあります。大阪近辺の配管工事には、特にフットワークよく柔軟に対応することができますが、弊社は全国どこでも出張可能ですので、ご遠方のお客様もまずはお気軽にご相談ください。
プラントとは何ですか?
弊社の場合、プラントとは「製造工場」を指します。沿岸のコンビナート地域にある「石油精製工場」などが、プラントとして想像しやすいものではないでしょうか。
配管とは何ですか?
配管とは、目標対象同士をパイプでつなぐ事を言います。パイプの中には気体や液体、粉体等が通ります。通り方は高圧・低圧、高温・低温など様々です。弊社では、大阪では数少ないX線による非破壊検査が必要な「高圧配管」もカバーできます。また、一定温を保たなければならない物が通る時に必要な「二重管」にも対応可能です。
配管で使うパイプにはどんな種類のものがありますか?
プラント配管で使うパイプは大別してステンレスと鉄があります。ステンレスは用途で分けるとサニタリーパイプと非サニタリーパイプに分類されます。
サニタリーとはなんですか?
サニタリー(sanitary)とは「衛生的」を意味し、通常弊社ではサニタリーと呼べばステンレスのパイプ「サニタリーパイプ」を指します。用途は主に食品・飲料プラント、製薬プラントなど、口を通すものを作るプラントで使われます。パイプの製造仕上げは口を通す物なので、不純物がたまりにくいように鏡面仕上げであり、溶接はパイプの内側をも溶接する「裏波アルゴン溶接」です。化学プラントなどの配管では、鏡面仕上げではない「非サニタリーパイプ」が使われています。溶接は通常の「アルゴン溶接」です。
パイプ加工の技術は他社と比べてどう違いますか?
弊社の社員は全員、(社)日本溶接協会による溶接免許を保有しています。これは品質保証を達成するという目標とともに、プライドを育てるという狙いがあります。機器についても継続的に一流の物を取り揃え運用する環境を目指しております。また、ただ一流の物を揃えるだけではなく、選択と集中により他社と差別化を図れるよう常に時代に目を光らせています。その一例がパイプエース(自動溶接機)です。これは「機械ができることは機械に任せ、ヒトにしかできない事はヒトに任せる」といった選択の結果です。もちろんバックアップは万全です。
パイプエース(自動溶接機)とはどんな機械ですか?
弊社で使用しているパイプエース(自動溶接機)は、日立ビアエンジニアリング製「220A DT-P8ST」を使用しています。これは溶接するパイプの継ぎ目にカバー(ヘッドとクランパ)をつけ、条件設定をすると自動的に溶接してくれるものです。パイプの太さは6A〜200A(外径:17.3mm〜216.3mm)まで対応可能です。水冷式を採用しているので長時間持続溶接が可能で、かつ溶接前にセットしておくカバーは1台につき各サイズ毎2セットを用意しているので、溶接時間短縮も出来るよう工夫しています。弊社はこれらを5台保有(2009.10.1現在)し、主にサニタリー配管を要する食品・飲料・製薬プラントなどで用いています。
パイプエースを用いない溶接はどのように行うのですか?
弊社では、新人教育後の免許保有者のみが溶接していますのでご安心ください。溶接機もアルゴン溶接機45台、アーク溶接機50台と多数取り揃え、様々なプラント配管工事に対応しています。免状のコピーや名簿は、工事打ち合わせの際に提出させていただいています。
配管の技術は他社と比べてどう違いますか?
配管工事現場では「綺麗な上に早く柔軟に」を目指し、これに対応できる精鋭なる弊社社員が配管します。社員は高度かつ無駄のない新人教育を受け、現場で必要な各資格も取得しており、社員全員が現場責任者になれるよう目指しています。常に高い目標を掲げ続けておりますので、「星山工業社員一人は二人分にも三人分にもなり頼りになる」とお客様からご好評いただいています。
直接、配管の発注をしても大丈夫ですか?
規模や条件によりますので、まずはお気軽にご連絡ください。弊社が直接請負が難しいと判断した場合は、ゼネコン様を経由していただく場合があります。直接請けさせていただいた場合は、より迅速に低コストでのプラント配管工事が可能となります。